テクハラの意味って?事例とその対策について

テクハラという言葉をご存知でしょうか。

テクノロジーハラスメント」または「テクニカルハラスメント」の略で、昨今急増している「ハラスメント」系単語の一種です。

この言葉自体は数年前から存在しているようですが、昨今の情勢からテレワーク需要が高まり、苦手な人でもIT機器を触らなくてはならなくなってきたことから注目を浴びているようです。

目次

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テクハラの意味は?

「テクハラ」とは、機械オンチな人に対してわざと専門用語を使うなどして皮肉を言ったり嫌がらせをしたりすることを指します。現代風にいえば「情弱に専門用語マウントをとる」みたいな感じでしょうか。

これはもちろん「パワハラ」の一種なので、受け手の感じ方によっては大きな問題となる可能性があります。ただ、パワハラと違うのは、部下⇒上司という構図が成り立つ場合もあることです。

テクハラの事例

事例:ZOOM飲み会
部下:今度ZOOM飲み会の幹事をすることになったので宜しくお願いします。メールで設定方法のURLお送りしますので、飲み会までに設定をお願いします。
上司:ん?ZOOMってなんや?なんか拡大するんか?
部下:www えっと、、ZOOMっていうのはWeb会議ツールのことです。パソコン画面越しに複数人でTV会議できるみたいなやつです。
上司:なるほど。。えっとそれの設定?って言われてもよくわからんのやけど。。
部下:・・・はぁ。よくいままで仕事してこられましたね?誰でもできることですよ?
上司:・・・(´・ω・`)ショボーン

まぁ、実際は上司にこんなこと言えるわけないですけどねww 通常の上司⇒部下のパターンや、あるいは後輩⇒先輩なら普通にありえることです。

ただ、IT企業で開発・保守・運用をされているような方なら、ある意味テクハラは日常の一環なのではないでしょうか。毎日知らないことだらけ。「どうしてそんなこともわからないんだ!」と言われまくるはずです。言い方だけの問題かもしれません。

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テクハラの対策について

テクハラもパワハラの一種ですので、当然違法になったり、賠償請求・労災認定が可能になることもあります。

ただ、他のハラスメントと同じく、やったやってないの線引きがとても難しく、いざ闘うとなれば相当な労力が付きまとうものになるでしょう。

まずは穏便に、間に上司に入ってもらうなどして、話し合いで解決することを目指すべきだと思います。

おわりに

今回、話題に上がったのはこの記事がきっかけのようです。

無自覚の「テクハラ」、部下でも加害者に 君たちはどう働くか(4) ー日本経済新聞

 

以下のような意見もありますが、完全同意です。

 

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