子供の習い事に意味はない?習い事の選び方と嫌がる場合の考え方。

子どもが大きくなってくると、習い事をさせようかどうかと迷う方も多いのではないでしょうか。

習い事をさせるにあたって、様々な葛藤があると思います。

その習い事に意味はあるのか?子どもにとって本当に役に立つことなのか?等など、考え出すとキリがありません。

本記事ではそのお悩みを少しでも解消していただければと思います。

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子供の習い事に意味はあるのか?身につかなければ意味がない?

周りのお母さんが子どもを習い事に通わせていることを耳にすると、「私の子にもなにかやらせたほうがいいのかしら。。」と悩まれるかもしれません。

でも、もうすぐ幼稚園、その後は小学校に通うのに、わざわざ習い事をさせる意味なんてあるのかな、月謝も馬鹿にならないし、身につかなければ尚更意味がないんじゃないかな、とお思いかもしれません。

確かに、経済的な余裕が全くない状態で、習い事をさせることはできないと思いますし、わざわざ無理をすることもありません。

しかし、意味があるのかどうかと考えている時点で、子供のために習い事をさせたいという気持ちがおそらくあるのでしょう。

 

では、何のために習い事をさせたいのか?ということを冷静に考えてみてください。純粋に「100%子どものために」という方は少ないのではないでしょうか。

周りのお母さんと足並みを揃えたい、うちの子どもはよくできると見栄を張りたい、うちの子どもは出来が良いと期待したい、私が昔やれなかったことを子どもにやらせたい、私が昔やってたから子どもにも是非やらせたい etc..

親側の様々な思惑や期待、打算があると思います。これはあって当然だと思いますし、恥ずかしいものでもありません。子どもが優秀であることを願うのは、親であれば普通の感覚だからです。

ですので、習い事に意味があるのか?と考える前に、あなたが子どもに対して習い事をどれだけさせたいと思っているのかを、金銭や時間と天秤にかけて一度考えてみてほしいです。

 

お金がない、時間がない、それほどやらせたいわけでもないけど周りが気になる、という場合は無理をする必要はないと思います。幼稚園での時間を大事にすればいいことです。

 

お金はないけどどうしても子どもに何かやらせてあげたい!という場合は、まずはあなたが教えてあげられることはなにか、考えてみてはいかがでしょうか。

学生時代に何かスポーツをしていたのであれば、一緒になってやってみる。勉強であれば九九や漢字を教えてみる。できることは多いと思います。

(余談ですが、私は幼稚園の時に叔母さんから九九を教えてもらって算数好きになり、その後そろばんに通い出しました。)

 

お金もあって、子どもを送り迎えする時間もあって、何かやらせたい!という場合は、意味云々は気にせずになんでもやらせてあげればいいと思います。

子どもの世界は狭いです。親と親戚、友達が少し、くらいのコミュニティしか見えていません。習い事は何にせよ、子どもの世界を広げてくれます。

親が教える場合に「ない」けれど、習い事に通わせる場合に「ある」ものは、子どもが別のコミュニティに飛び込む機会を与えることです。

 

そしてそれは、子どもにとって何より大事なもの、すなわち「自信」を育む環境を増やすことにつながります。

自信は自己愛を育み、堂々と生きていく上で何よりの武器になります。

反面、喪失や挫折を味わわせることにも繋がるかもしれませんが、それを乗り越えることで新たな強さを得られます。

時間はかかるかもしれませんが、じっくりフォローしてあげましょう。

子供の習い事を選ぶときに意識すべきこと

では、習い事をさせる場合、どんな習い事をさせるのが良いでしょうか。

 

ポイントは2つです。

  • 親がさせたいと考えることを習わせる
  • 子どもがしたいことを尊重する

 

順に見ていきましょう。

 

1,親がさせたいと考えることを習わせる

学習教室、プログラミング、水泳、ピアノ、英語、サッカー、野球、習字、そろばん、絵画、体操、ダンス等など、習い事にはいろんなものがあります。

それぞれに特徴やメリット・デメリットがあることは言うまでもないのですが、ポイントは「あなたが何をさせたいと考えているか」です。

習い事をさせたいと思ったとき、あなたのなかでパッと思い浮かぶものがあるんじゃないでしょうか。

 

難しいことは考えず、まずは体験に参加させてみればいいと思います。

そこで子どもが楽しそうにしていてやりたいと思えば尚良しです。

もし、子どもが難しい顔をしたりグズったりするようなら、あなたがそれでもさせたいと思うかどうかです。

その習い事をさせたい理由、強い言い方をするなら「させるべき理由」があなたのなかにあるかどうか。

その軸がブレないのであれば、宥めるなり叱るなり説明するなりして、やらせればいいと思います。親が子どもを産むのは100%親自身のためだという意見もあります。

 

私のイメージだと卓球の愛ちゃんなんかがそうです。

訳もわからないうちにラケットを握らされ、親の期待でしごかれてて理不尽だと感じますが、成長した時にやっててよかったと思えることになっている。

例えがプロの話なので極端ではありますが、何も知らない子どもに新しいレールを敷いてやることができるのもまた親だけだということです。

 

ここで注意点が5つあります。

  • 大した信念も軸もなく、親のエゴ、見栄や打算だけで嫌がる子どもに無理やり習わせるのはやめておく。親が嫌いになるばかりでなく、怒り・悲しみ・喪失感・無気力感に苛まれることになるかもしれません。
  • できればいくつかの教室で体験させてみる。地理的な問題はありますが、可能であれば複数教室で体験させてみるのがいいでしょう。1回目の体験でぐずったとしても、単に眠かっただけかもしれないし、その教室の先生が合わなかっただけかもしれないので。
  • 子どもの性格をよく考えること。のめり込むタイプ、すぐに飽きるタイプ、単調作業が好きなタイプ、進級制度に燃えるタイプ等など。
  • 子どもが習い事に通いたがった時に、その理由が「友達がいるから」というだけの場合。続けるうちに習い事それ自体に興味を持つかもしれませんが、友達と遊べないと嫌になる可能性が高いです。「別の教室でも習ってみたい?」と聞いてみましょう。
  • 習い事によっては費用が馬鹿にならないものもあります。「初期費用(必要な道具)+入会金+月謝+道具の維持交換費+交通費+進級試験・試合・発表会等の費用」の観点から予め月額や年額を試算してみましょう。

 

ご参考として3つのアンケート結果を引用します。

それぞれ「子供に習わせたいスポーツ」「なぜそのスポーツを習わせたいのか?」「スポーツよりも優先度が高い習い事」に関する意識調査結果です。

子供に習わせたいスポーツのアンケート
なぜそのスポーツを習わせたいのかのアンケート
スポーツよりも優先度が高い習い事に関するアンケート

※ これらのアンケートは20代〜60代までの平均8.6歳のお子さんをもつ500人(男性:156人、女性:344人)に対して、2021年4月〜5月にかけてオンラインで実施されたものです。因みにスポーツの平均月額予算は8,003円でした。詳細は引用元リンク先をご確認ください。

スポーツでは圧倒的にスイミング、お稽古ごとでは圧倒的に英語学習という結果でした。

当たり前かもしれませんが「子どものために」という意識で習い事をさせたい親が多い結果ですね。

続けることで楽しさがわかってくることは多々ありますが、「子どものためにやらせること」がただの親のエゴになっていないかどうかは、常にあなた自身に問いかけてみてほしいです。

 

    2,子どもがしたいことを尊重する

    好きこそものの上手なれです。

    子どもがしたいことであれば、継続しやすいですし、自発的に練習もするので上達も早いです。

    あなたの思惑とは異なるかもしれませんが、子どもが興味をもって続けられることは何よりの財産になります。

    たとえ親からは何の役にも立たないように見えても、確実に子どもの成長の礎になってくれます。

    人生にとって一番大事と言っても過言ではない「継続は力なり」を幼いうちに身をもって体験させることができます。

     

     

    もし余裕があるなら、子どもがしたいことを始めさせるときに親がさせたいことも合わせてさせるのもいいでしょう。

    「◯◯したいなら△△もしてね。」って感じです。

    忙しくなりすぎない範囲で、2つくらい習わせることができると更に幅も広がります。

     

    (補足)
    個人的な意見ですが「頭を良くしたいから学習教室に通わせる」というのはおすすめしません。

    頭が良い子というのは、単に勉強ができる子のことではなく、考える力をもった子のことをいいます。

    そもそも高校までの勉強は、どんな科目であれ、すべては考える力を育むためのものだと考えたほうがよいです。

    そして考える力は、得てして勉強以外から身につくものです。

    「学習教室が楽しいから行きたい!」というのであれば話は別ですが、嫌々成績を上げさせるために通わせても、勉強嫌いになるだけで逆効果です。

    成績を上げたいのであれば、できる自信をつけさせてあげましょう(問題が解けたら褒める、教えたことができたら褒める、テストで良い点を取れたらご褒美を上げる等)。

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    子供が習い事を嫌がる時はどうする?

    親が始めさせた習い事であれ、子どもが望んで通っている習い事であれ「やめたい」「行きたくない」ということはあります。

     

    決してしてはいけないことは、「なんで急にそんなこと言い出すの!?」とか、「あなたが行きたいって言ったんでしょ!?」とか感情任せに怒ることです。

    子どもは萎縮し、何も言えなくなってしまいます。

     

    まずは冷静に、子どもと同じ目線に立ち、なぜやめたいのか、行きたくないのか、きちんと理由を聞くこと。

    子どもが幼い場合は理由なんて言えないでしょうから、しばらく様子をみましょう。

    幼稚園前の子だと、行くまではグズるけど、行ったら楽しそうということもあります。

    苦手な授業や給食の日は学校に行きたくないのと同様、苦手なことがあると行きたくなくなることもある。

    行くまでは腰が重い、、というのは大人でもよくあることです。

    その場合は習い事に行く準備の時間も考慮に入れておくようにしましょう。

     

    行っても俯きがちで、さらにそれが改善しない場合は、やめてもいいかもしれません。

    ある程度話ができる子であれば、本当にやめたいかどうか、やめて後悔しないかどうか、やめた後どうしたいのか、ゆっくりと聞いてみましょう。

    どんな習い事でも、続けて上達しないと面白さはわからないものですし、周りとうまくいかないのであれば乗り越えることで道が開けるかもしれません。

    ここは子どもの性格をよく見極めて判断するしかないのですが、親が協力できることはしてあげることです。

    ただし、親の気持ちや期待ばかり押しつけることはしないようにしましょう。

    繰り返しになりますが、あなたのエゴで続けさせたいのか、子どものことを想って続けさせたいのか。。

     

    嫌なことからは逃げればいい、なんでも自分の言うことが通るという考えにならないようにしなければなりません。

    時には「行きたくない」と泣き喚く子どもを抑えつけて連れて行くことも必要です。

    何事もバランス、アメとムチです。

    アメばかりでは甘えた根性が染み付いてしまいますし、ムチばかりでは萎縮して下手をすれば鬱になってしまいます。

    続けさせるにせよ、やめさせるにせよ、子どものことをよく見極めて、子どもの気持ちをよく聞くようにしましょう。

    会社と同じで、感情に任せて怒鳴りつけるダメ上司ではなく、子どものことを想って叱る、叱られたことに後から感謝したくなるような良い上司になりましょう。

     

    テクニック的な話で済むのなら、「やめてもいい。ただし、・・・」のように交換条件をつけて、子ども自身に判断させるのもよいでしょう。

    子どもの考える力もつくので一石二鳥です。

    行きたいとやめたいの波は誰にでもあります。

    大人でもダイエットしようと思って3日坊主なんて良くあることです。

    大人は良くて、子どもはダメなんて理不尽ですよね。

     

    もし、子どもがやめる判断を下した場合。

    それが子どもにとって、後悔や劣等感、はたまた挫折や負け癖の原因になる可能性があります。

    やめる場合は習い事の先生に相談するなどして、慎重に決断させてあげましょう。

    極端な話、「やめてよかった!」「やめて正解だった!」となれば、気持ちよく前を向けることと思います。

    おわりに

    子どもの習い事に意味はあるのか、習い事を選ぶときに考慮すべきことと、子どもが嫌がる場合に検討すべきこと等について、私の意見を交えつつお話させていただきました。

    習い事は子どもの世界を広げ、可能性の幅を広げてくれるものです。

    そしてなによりも、子どもが生きていく上で必要不可欠な自信を身につけられるよう良い選択をしたいものですね。

     

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