奈良出身の私は京都へもよく赴きます。
京都でお花見といえば、名所は数あれど嵐山〜二条城のコースが特に大好きです。
私のように表面だけなぞって、あっちも見たい、こっちも見たいって方におすすめです^^
ウェザーニュースによると、今年2019年の嵐山周辺の開花予想は3月28日、満開予想は4月3日のようです。なので見頃は4月1日〜4月8日頃となりそうです。
目次
京都嵐山でお花見!おすすめコースは?
京都駅から市バスに乗り、嵐山公園駅で下車。
バス停に降り立つと大堰川が目の前に広がり、奥には渡月橋も見えます。
渡月橋の上流を保津川、下流を大堰川、更に下って桂川となります。
渡月橋を渡らずに真っ直ぐ行くとボート乗り場、右に折れると商店街です。
まずは商店街方面を散策してみます。
このあたりはゴミ箱設置するかしないか問題がニュースになってましたね。
すぐに一杯になっちゃうんで、他の店舗のゴミまで何故に処理せにゃならんのだと。
ゴミは出来れば購入した店舗で捨てるか、持ち帰りしましょう。
少し行くと、世界遺産の天龍寺が見えます。
足利尊氏が後醍醐天皇を弔う目的で建立したお寺で、多宝殿を取り囲むように咲き乱れる枝垂れ桜は見事の一言、、だそうです。
嵐山は何度も訪れてますが、実は拝観料の800円(庭園+多宝殿含む諸堂)をケチって入ったことがありません(^_^;)
仕方がないので、参考動画を張っておきます。
[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=AIbLjcXQ8Rs"]
嵐山の商店街のお店より。
嵐電嵐山駅が商店街のなかにあります。趣があって良い駅です。
商店街のなかのお蕎麦屋さんで昼食をとります。
味のほうは、、いたって普通でした(爆)
「天ぷら 松」や「うなぎ屋 廣川」は間違いなく美味しいのでしょうが、混雑具合もお値段的にも敷居が高いです。
もう少しリーズナブルに、ということであれば以下あたりがおすすめのようです。
・湯どうふ 竹むら(湯豆腐、予約可)
・鯛匠 HANANA(鯛茶漬け、予約可)
・ぎゃあてい(京おばんざい、予約不可)
・嵯峨豆腐 森嘉(嵯峨豆腐発祥のお店、持ち歩きに)
いずれも食べログ3.5点前後、レビュー数50件以上の優良店です。
ただ、休日ふらっと立ち寄るのだと並ぶのは必至。。
簡単に済ませるのであれば、森嘉さんで食べ歩きのがんもどきや油揚げを購入されるのがおすすめです。夕方位でも大丈夫だと思いますが、売り切れ御免なので早めに行くに越したことはないです。
あと、どこにでもある?金賞コロッケとか世界一コロッケとか。。あれに惹かれるのは私だけでしょうか?
また、甘い物をご所望であれば、この時期「桜餅」は外せません。
・琴きき茶屋(渡月橋角の赤い提灯が目印の名店)
・鶴屋寿(商店街からちょっと離れますがこちらも名店、トロッコから近いです)
お土産用の小さいのを持ち歩きで食べてもいいかもしれませんね。
商店街の終わりが見える頃、左の細道に折れると有名な嵐山の竹林が見えます。
12月になると、嵐山花灯路というイベントで竹林がライトアップされます。
最近は朝の誰もいない時間に竹林を訪れて、朝日に輝く竹林を写真に収めるのが流行りのようです。近隣住民でない限り、泊まりがけ必至のエクストリームなイベントですが、朝の京都は清々しい空気で満ちています。
10分ほど道なりに歩くと、踏切が見え、その手前に「野宮神社」があります。小さいですが趣のある「縁結び・子宝安産の神様」です。
ここでお参りし、折り返すこととします。
渡月橋まで戻ってきました。今度は橋を渡ることにします。
橋からボートが見えます。
3人乗りの貸しボート。1時間1,500円でレンタルできます。
他にも遊覧船や鵜飼見学船を見ることができます(鵜飼は夏の時期限定)。
渡月橋を渡った中之島地区に咲くしだれ桜。
近くには茶店があります。
そのまま阪急嵐山駅へ。
ここから四条、烏丸経由で二条城へ向かいます。
二条城のお話はまた次回にします。
他にも大覚寺とか清涼寺とか常寂光寺とか嵐山モンキーパークとかとか…。
いろいろあるんですが(モンキーパーク以外は)遠いんですよね。
徒歩で行って帰る、あるいはバスやタクシーで往復としてもそれなりの時間はかかります。
嵐山だけで一日堪能するならいいんですが、そうでない限りなかなか行くのは時間的に厳しいところなんですよね。。
ちなみに緯度経度の書かれたピンが、市バス 嵐山公園駅 ですぐ近くに渡月橋があります。
駅名は上(北)から順に、JR嵯峨嵐山駅(それに併設するトロッコ嵯峨駅)、嵐電嵐山駅、阪急嵐山駅です。
京都嵐山へのアクセスは電車かバスで!
嵐山へのアクセスは車、電車、バスがあります。(私は一時期ロードバイク漕いで奈良から行ったりしてましたが笑)
車は人混みが凄い、駐車場が高いので今回はなしにします。
京都駅からタクシーに乗るにしても4,000円くらいかかってしまいます。
で、電車かバスか、なんですが。
京都駅からのアクセスを想定すると、電車のほうが早いです。
[su_box title="京都駅→JR嵯峨嵐山駅" style="soft" box_color="#ecaee8"]京都駅(JR, 32・33番線というすごく果てのホームから発車)
↓ JR嵯峨野線 園部・亀岡方面 快速12分、普通16分
JR嵯峨嵐山駅 220円
[/su_box]
JR嵯峨嵐山駅から商店街の中心である嵐電嵐山駅までは徒歩10分程度。
竹林や野宮神社を先に散策し、食事をとり、商店街を抜け、阪急嵐山駅へ抜けるコースなら最も良いかもしれません。
ちなみに阪急嵐山駅スタートは乗換えが多くなるため、あまりおすすめしません。
[su_box title="京都駅→阪急嵐山駅" style="soft" box_color="#ecaee8"]京都駅(市営地下鉄)
↓ 烏丸線 2分
四条駅(市営地下鉄) 210円
↓ 徒歩 2分
烏丸駅(阪急)
↓ 京都本線 特急で5分
桂駅(阪急)
↓ 嵐山線 7分
阪急嵐山駅 220円(計430円)
[/su_box]四条河原町付近から嵐山を目指すのであれば、上記の通り阪急線がおすすめです。
バスが便利なのは渡月橋スタートとしたい時です。
渡月橋を中心にしてぐるっと1周して、JRでも嵐電でも阪急でも好きな路線へ抜けることができます。
[su_box title="京都駅前→嵐山公園" style="soft" box_color="#ecaee8"]京都駅前(京都タワーのある"中央口"を出たバス乗り場、おそらく"のりばC6"より発車)
↓ 市バス28号系統 嵐山・大覚寺行き 約40分〜50分
嵐山公園 230円(一律料金)
[/su_box]渋滞の可能性もあり時間がかかるのと、座れない可能性もあります。
嵐山でのスタート地点を厭わないのであれば電車、渡月橋周辺スタートとしたいのであればバスがおすすめです。
京都嵐山のトロッコで桜や菜の花を堪能!
二条城へ向かう前に時間に余裕のある方は、嵯峨野トロッコ列車に乗られてみてはいかがでしょうか。
私は2010年4月3日に一度乗ったのですが、なかなか趣があって良かったです。
ただ、保津川沿いで寒いのか、嵐山周辺で桜満開だったにもかかわらず、桜は三分咲き程度でした。嵐山周辺で散りだした頃に乗ると、丁度見頃になると思われます。
って、調べてみると桜の種類が違うんですね。ヤマザクラ。見頃は4月上旬〜中旬とやはり1週間程度遅いようです。
更に余裕のある方は保津川下りをやってみても面白いかもしれません。私はやったことないですが、時間とお金に余裕があれば是非やってみたいところです。
話を戻しまして。
嵯峨野トロッコ列車は、トロッコ嵯峨駅〜トロッコ亀岡駅までの全4駅を25分かけて走ります。料金は620円。チケットは当日券もありますが、1ヶ月前からみどりの窓口で購入可能なので、どうしても乗りたい場合は事前購入が良いでしょう。
トロッコ亀岡駅下車後、JR馬堀駅まで徒歩10分(詳しくは上記公式サイトのアクセスを参照)。その後二条城へ向かうとよいです。
[su_box title="馬堀駅→二条城前駅" style="soft" box_color="#ecaee8"]馬堀駅(JR)
↓ 山陰本線 京都行 17分
二条駅(JR→市営地下鉄) 240円
↓ 東西線 六地蔵行
二条城前駅 210円(計 450円)
[/su_box]
トロッコ嵯峨駅。機関車が置いてあります。JR嵯峨嵐山駅に隣接。
嵯峨野トロッコ列車。
車窓からの風景。桜が咲いてないのが残念(><)
トロッコ保津峡駅。狸がお出迎え。
保津川の流れ。
トロッコ亀岡駅周辺。桜の代わりに、亀岡は菜の花が綺麗でした。
約10年前なので、ガラケーで撮った写真です。意外と綺麗に映ってるような気がします。
この後、二条城へ向かうわけですが、
トロッコ列車へは乗らずに阪急嵐山駅〜四条経由で向かい、時間が余った場合。
詳細は割愛しますが、祇園四条とか八坂神社、清水寺の方へ向かうのも楽しいかもしれません。八坂神社前の八代目儀兵衛は平日でもいつも開店前から並んでいるお米の名店ですが、13:30頃に行くとすんなり入れたりします。価格帯も1500円〜2000円と比較的リーズナブル。
ただ、嵐山から八坂神社まで来るのであれば、電車ではなくバスで来たほうがスムーズだと思います。四条(市営地下鉄)で乗り換えるか、結構歩かないといけないので。
また機会があれば細かく書きたいですが、趣旨から外れるのでいまはやめておきます。
最近ようやく行けて嬉しかったので忘れないうちにご紹介しました(笑)。
それでは、次回二条城へと続きます。