節分といえば豆まき。
ねこちゃんがいるご家庭だと、なかなか大変です。
今回は愛猫と節分を楽しむために気にかけるポイントをみていきます。
目次
豆まきと猫
猫ちゃんも性格それぞれなので、警戒心の強い子もいれば、好奇心には勝てない子もいます。
豆まきを始めると「何やっとんねん・・・」と部屋の隅のほうでフリーズする子、
バラバラと跳ねる音と飛び散る豆に大歓喜で駆けずり回る子、
よくわからないけど食べられるかなととりあえず口に入れてしまう子。
怖がりな子には、しばらく威嚇されてしまうようになるかもしれません(笑)
お豆は食べちゃダメです![su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=ykO_CDnEoWA"]
こっちは落花生つかってますね。[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=8MfYOYvlsCg"]
節分豆(炒り大豆)は少しくらいなら食べても問題ない場合が多いですが、噛み切れずに喉につまらせてしまったり、消化に良い食べ物でもないので下痢や嘔吐の原因になることもあります。
なので、口に入らない落花生などで代用するか、食べても大丈夫なキャットフードなどで代用します。
もし間違えて口に入れて噛み砕けずに丸呑みしてしまっても、そのまま排泄されるだけなので基本心配は不要です。ただ、下痢や嘔吐、ダルそうにしてたりかゆそうにしてる場合は注意が必要です。
庭にまく場合でも、ノラネコが間違えて食べてしまったりすると可哀想なので注意したいところです。
もし、せっかくだから歳の数だけ福豆を食べさせたい!と熱い想いをお持ちなら、以下の3パターンがあります。
1,生の大豆を用意してしっかり茹でて潰して食べさせる。
福豆(炒った大豆)がダメなら、生の大豆・・・は絶対にやめましょう。生の大豆には「トリプシンインヒビター」という成分が含まれており、これは膵臓から分泌される消化酵素を阻害するため、膵臓に負担を強いることになります。
2,煮豆や納豆などの加工食品を食べてもらう。
「トリプシンインヒビター」は加熱あるいは発酵させることで打ち消すことができるので、加工食品であれば問題ありません。ですが、元となる大豆はオリゴ糖類をたくさん含んでおり、食べ過ぎると腸内ガスが発生しやすくなります。鼓腸、つまりお腹が張って苦しい・・・ってやつです。
大豆自体は栄養満点ですし、キャットフードにも含まれていたりします。納豆の健康効果は各所で立証済みですしね。ですので、様子を見ながら食べすぎないように与えてあげるとよいでしょう。
3,福豆をミキサーで粉にしてから餌に混ぜて食べさせる。
「福豆、食べてる〜!!」感が一番出る方法です(笑)これだと喉に詰まらせる心配はありませんし、粉々なので消化器官への負担も少ないでしょう。ただ、2と同様、福豆が加熱済みの大豆だからといって、食べ過ぎには要注意です。
猫さまに鬼役をお願いして遊ぶ場合でも、ほんとに豆で苦しめたりしちゃダメですよww
猫の大豆アレルギーについて
通常であれば、少しくらい食べても問題ない大豆ですが、大豆アレルギーの子だと話が違います。
ご存知の通り、猫にも犬にもアレルギーはあり、近年大豆アレルギーの子が増えているそうです。
アレルギー症状には下痢・嘔吐・発熱以外にも、目が充血する・涙目・くしゃみ・かゆみ・毛が抜けるなど。酷い場合は意識障害などもあります。
アレルギーはタンパク質が主な原因といわれており、肉・魚・野菜・果物・穀類と、人間と同じく数限りない食材がアレルゲンとなり得ます。
動物病院で2〜3万円支払って、きっちり血液検査でもしていなければ、把握するのは困難です。
もし、大豆を与えたことがない場合は、少量にしておき注意して様子をみるか、ケージに入れて一切触れないようにしたほうがよいでしょう。
アレルギーは人間と同じで、食材や成分ごとにアレルゲンの許容量が決まっています。花粉症がある日突然発症するのは、許容量のコップが溢れてしまうためです。極端な穀類アレルギーや大豆アレルギーでなければ、あまり症状は出ないと思いますが、ある日を境に強い症状が出るかもしれません。日頃からウンチが緩いのは、キャットフードに含まれている穀類や大豆が原因かもしれません。
猫自身、ある程度食べてはいけないものは嗅ぎ分けられるので、そこまで神経過敏になる必要はないですが、初めて与えるものには注意しておいたほうがよいでしょう。
また、慢性的に体調が優れない場合は、アレルギーの可能性を視野に入れたほうが良いかもしれません。
アレルギーの診断には血液検査が手っ取り早いですが、費用がかかります。特定の食品が疑わしい場合は、その食品を除外した食事をしばらく与えてみることで様子を見ます。全くわからない場合は、同じブランドで食材や成分の異なるフードをローテーションして様子を見ます。
症状が軽い場合やアレルギーかどうかもわからない程度であれば、猫ちゃんの好みの把握も含めていろいろ試してみると良いですが、重症の場合はさっさと動物病院へ連れて行くべきです。
猫の節分のかぶりもの!
話が重めになってしまいました(笑)
猫ちゃんとの節分の楽しみ方はなにも豆まきだけじゃありません。
たまにはかぶりものでおしゃれしてみてはいかがでしょうか。
かわにゃー(*´∀`*)[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=R07X0zAC0VE"]
いかつい鬼と恵方巻きトンネル[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=BoUPz93EW1U"]
目がきいろで鬼っぽい![su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=-BBLDZa1jlk"]
小さい鬼のお面で鬼役をお願いしてみるのもいいですね(ノ-^0^)ノ
もし、すごく嫌がったりする場合は、残念ですがやめてあげてください。そうでなくても、グルーミングの邪魔になるので長時間はやめときましょうね。
ねこちゃんと楽しむ節分
猫がいるだけで普通のイベントも楽しくなっちゃいます♪
飼い主さんが存分に楽しんだら、ねこちゃんにも普段と違うものを食べさせてあげてはいかがでしょうか。なんと言っても食べることがねこちゃんの一番の楽しみですからね(笑)