結婚式の式場見学の準備!費用を抑えるには?値引き交渉は契約後は?

結婚式

結婚式、それは人生における最大級のイベント。

どんな脇役な人生を送ってきた人でも主役になれる瞬間。

悔いのない結婚式を挙げるために、これから式場探しを始めようという方に是非お伝えしたい・・・。

端的に言うと、「お金」の話です。一大イベントだから金に糸目はつけねぇぜ!って方には関係のない話です。

長文になりますが、是非お付き合いください。

目次

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結婚式の式場見学の準備で是非知っておいてほしいこと

個人的な話となりますが、私、3月上旬に結婚式を挙げます。

・・・画面越しにお祝いのお言葉、本当にありがとうございます(笑)

 

で、式場との最終打ち合わせを先日終えたところなのですが、プランナーさんに、式場に、そしてブライダル業界というものに、「負けた。」とそう感じまして。

後悔があるわけではありません。清々しい負けです。負けを認めざるを得ない、ちょっぴりイラッ☆とするけれども。そんな感じ。

 

遡ること昨年の7月、初めて式場見学に出向きました。もちろん試食付きのやつです。試食がなければ意味がないので。

1件目に行った式場はホテル等ではなく、式場のみの独立した建物でした。試食がちゃんと2人分、それぞれ5品くらい出てきたでしょうか。雰囲気やプランナーさんの感じも良く、かなりの好印象でした。しかし、決め手に欠けるのと、他会場と比較したかったので保留としました。

9月になり2件目。アットホームな雰囲気で良い感じ。歴史的にも意義のある式場を貸切りできるのは高ポイント。しかし、プランナーさんがぐいぐい来るのと、試食を2人で4品(1人2品ずつそれぞれ違う品が出てくる)とケチっていたのがマイナス評価。1件目のほうがいいな〜という感想で帰路につきました。

そして、同9月に3件目。見学を重ねるにつれプランナーさん達の話の長さに疲れつつも、試食を兼ねた式場見学デートを今暫く続けたかったので、希望度の低い式場でした。本命は5件目だか6件目に予定していた式場。

 

しかし、式場の雰囲気の良さ、そして料理の旨さにやられました。結婚式の料理なんてどこも旨いに決まってるのだから、式場によってそれほど差なんてないだろうと高を括っていたのが間違いでした。明らかに1件目・2件目より旨い。。特に肉が全然ちがう。

さらに私たちが後ほど見学を予定していた複数の式場について、いろいろ情報をもらいました。「予算的に厳しいかもしれません」とか「雰囲気が少し合わないかもしれません」とか。競合相手のネガティブな面を訴求するのはよくある手ですし、「あ〜はいはい┐(´Д`┌」って感じだったのですが、実際にそれらの式場で過去に働いていたプランナーさんから話が聞けたのです。自分の式場を売り込むためとはいえ、信憑性の高い情報には違いありません。結果、わざわざ見学に行く気力もなくなり、この式場で決定したのです。

 

なんか、、「乗せられて決めよったわm9(^Д^)」みたいに読めるかもしれませんが、この式場を選んだことに対する後悔は全くありません。それは当時もいまも同じ気持ちです。

 

ここまでは前置きで、ここからが本題です。

 

式場を決定する際に、絶対必要になるもの。それは「見積り」です。当たり前ですね。

私たちは親族のみの少人数でのアットホームな式をしたいと伝え、プランナーさんがそれに必要な見積もりを作成してくれました。

最初に見せられたのが20人で200万の見積り。まぁ鼻で嘲笑っちゃいますよね。もちろん、これは定価なので次に出てくるのが本命です。希望額は100万程度と伝えていました。で、実際出てきたのは107万の見積りでした。

 

ここでいろいろなことが頭のなかを駆け巡ります。

[su_box title="思考回路はショート寸前" style="soft" box_color="#11bed2"]

・おお!200万が107万!落差がすげぇ!!Σ(゚Д゚)

・でも200万の見積りなんて、あってないようなもんだし、107万でも十分に利益積んでんだろうな。

・それでもHanayume割(※1)とか初回見学割(※2)とかいろいろ積んでくれてこれなんだよな。

・たまたまキャンセルで空いた3月の大安の日の広い会場、特価で提供してくれるっていうし。

・これ以上ゴネるのもみっともないよな。打ち合わせが全部済んでから、最終の価格交渉もあるだろうし。

・なにより、この見積りは十分な内容で、これ以上金額が上がることはないそうだし・・![/su_box]

(※1) ローラのCMで有名になったハナユメ。会場見学や成約で貰えるギフト券の金額が大きいのと、Hanayume割という独自の割引で絶賛売出中。実際サイトの使い勝手もいいし、問い合わせデスクの対応も総じて丁寧なのでおすすめできる。

(※2) いろいろ聞かれるの面倒なので、初回見学だと嘘ついてましたw 初回見学の割引はあると言ってたものの、見積り上に明記はされてないので、実際入ってるのか入ってないのかはわかりません。一括で特別割引ってなってるし。。

 

決め手は「十分な内容が含まれています」「これ以上金額が上がることはほぼありません」この二言でした。

はっきりと断言します。これは嘘です。

 

さらに言えば、最終の価格交渉なんてありません。私の空想でした。契約前のここが最後です。契約してしまったが最後、プランナーは絶対に値引きなんかしません。喧嘩上等で猛クレームを入れるか、リスク覚悟で別の式場に変更すると言って相見積りに戻せば別かもしれませんが。

 

私の敗因はこれらの事実を見抜けず、鵜呑みにしてしまったこと。そうなってしまったのは、プランナーの軽妙な営業トークに酔ってしまったため。

式場見学に行くと、いろいろと乗せられほだされおだてられ、ってなると思いますが、是非疑ってかかってください。「話は聞くが一切信用するつもりはない!」くらいのスタンスで丁度いいと思います。

結婚式の費用を抑えるには

107万の見積りに含まれていた項目は以下です。

[su_box title="契約時の見積り" style="soft" box_color="#11bed2"]

・料理

・ドリンク

・花

・会場費(結婚式場)

・会場費(披露宴会場)

・音響照明費

・テーブルコーディネート料

・集合写真

・プロジェクター使用料

・会場演出料

・ウエディングケーキ

・ウエディングドレス

・タキシード

・衣装着付料

・ヘアメイク料

・サービス料

[/su_box]

 

どうでしょうか。

 

これを見せられて、「十分な内容です」「特に料理は牛肉のご用意です!」と言われたのです。料理はどうやら初期見積りだと、鶏肉とか鴨肉とかになりがちらしく、この費用で牛肉でいけます!と言われたら、「そうなんですね!」ってなっちゃわないですか。

細かい話なので詳細は割愛しますが、シェフとの料理の打ち合わせで見積りの金額だと最低ランクのコース内容だと言われました。鴨肉です。ただ、コースメニューを一品一品選択して決めるので、選択次第では牛肉も可能とのことです。「はぁ?」って感じですよね。ちなみに試食で出てきたのは最高ランクの牛肉で、最高ランクのメインディッシュでした。そりゃ旨いわけだ。でも、試食で食べた料理が見積り金額内で出てくるもんだと、普通そう思いません?じゃなきゃ、なんのための試食なんだと。

 

横道にそれましたが、こういう嘘とは言い難い嘘がたくさんあるわけです。営業戦略という名の嘘。最終的に納得させれば嘘は嘘にはならない。納得させられなければクレームになる。ただそれだけのことです。

 

そして、複数回の打ち合わせを経て、最終見積り(190万弱!)に含まれた項目が以下の通り。

[su_box title="最終見積り" style="soft" box_color="#ecaee8"]

<変更なし>

・ドリンク

・会場費(結婚式場)

・会場費(披露宴会場)

・音響照明費

・テーブルコーディネート料

・集合写真

・プロジェクター使用料

・会場演出料

・ウエディングケーキ

・タキシード

・ヘアメイク料

・サービス料(人件費なので、サービス内容により少し変動あり)

 

<ランクアップ>

・料理(→初回見積りでは十分でなかった)

・花 (→初回見積りでは少々貧相だった、フラワーシャワーも追加)

・ウエディングドレス(→お色直しを追加)

・衣装着付料(→お色直し分増加)

 

<追加>

・席次表、席札(→初回見積りに入ってなかった)

・司会(→同上)

・引出物(→同上)

・母親の留袖・小物類・肌着・着付料・ヘアメイク料(→同上)

・ウエディングドレスの保険(→同上)

・写真500カット(→納得の上で追加)

・演出(キャンドルサービス等)(→同上)

(※)プロフィールムービー、エンディングムービー、ウエルカムスペースは自作しました。[/su_box]

 

どう思いますか?

 

「十分」と言っておいて、全然足りてないと思いませんか?ランクアップした項目も、追加した項目も確かになくても何とかなるとは思います。でも。席次表・席札・司会・引出物あたりはどう考えたって要るだろヽ(`Д´)ノ

問題なのは、こういった項目がありますよ、と最初に案内がなかったことです。もし一覧表でもあれば、こちらの対応も変わってきます。

汚いのは各打ち合わせの段になって、さも当然のごとく「必要だと思いますよ」と言ってくること。しかも費用の話は最後まで出さないんです。サービス内容の説明があって、「これいいですよね!」「そうですね!」となって初めて費用の話をしてくる。こちら側としては断りづらいし、話の途中で費用のことも聞きづらい。普通に考えて、費用ありきで使うか使わないかを決めて然るべきなのに。

 

私も営業職だったので、こういうやり口について理解はあるつもりです。でも、やっぱり汚いと思う。ってか、こういうやり方嫌いだったし。ボトムアップでサービス→料金じゃなくて、トップダウンで料金→サービスとしたほうがお客には優しい。

 

ということで。

 

結婚式の費用を抑えるためには、まず式場側の戦略を理解することです。最初は最小見積りで口八丁手八丁で安く見せ、契約後にどんどんオプションを追加してくる。その際、料金説明は最後の最後でサービスの良さをぐいぐい訴求してくる。お客は価格について切り出しづらい空気が漂う。

 

これを防ぐためには、
[su_box title="費用を抑えるコツ" style="soft" box_color="#ecaee8"]

(0,ハナユメなど、どこかしらを通して式場に行く(式場直で予約しない))

1,上記の最終見積りにあるような項目をすべて盛り込んだ金額を契約前に出してもらうこと

2,予算の上限をきっぱりと伝えること(相場が分かる場合は、それより低めに伝える)

3,上限を超える場合は、他の式場を探すつもりだと伝えること

[/su_box]

 

こうすることで、不用意な契約は避けられますし、式場側も契約を取るために出来る限りの値引きをせざるを得ません。式場側はまずはサービス内容を削る提案をしてくると思いますが、必須だと伝えればいいです。見積りに挙げてもらった項目はすべて必須で、予算の上限も必須だと。主導権をがっちり握った状態で交渉を進めましょう。すると、式場側の選択肢は大幅値引きか、諦めるかの二択しかなくなります。

 

「これ以上は対応できかねます。。」と言われて初めて、その金額で妥協するか、他所に行くか考えればいいのです。他所に行った場合は、その見積もりをチラつかせて「◯◯式場はこれだけ値引いてくれましたけど」と交渉材料にすることもできます。反対に、一旦引いておいて、他式場で安い見積りを取得してきて交渉材料に使うのも有効な手です。いわゆる「相見積もり」というやつで、営業の世界では常識です。

 

どんな項目がどのくらいの価格で提供されているのかを正確に把握するのは難しいので、まずは「やりたいこと」と「予算」を別々に明確にしておけばよいでしょう。どうすれば実現できるかは式場側が考えてくれます。

それでもある程度の項目は知っておかないと「やりたいこと」を決めようがないので、「みんなのウェディング」を参考にしてみてください。式場名で検索すると、その式場の先達の実際の見積りを拝見することができます。とは言え、玉石混淆なのであくまで参考程度に。

サービス内容やオプション項目の詳細を把握したい場合は、式場見学1回目で細かく聞いておいて、一旦引いて2回目以降で「やりたいこと」と「予算」を伝えればいいでしょう。

「初回成約特典は今日だけです!」と煽ってくるかもしれませんが、2回目以降の交渉で取り戻せることも多々あるので無視しましょう(初回だろうが2回目だろうが契約を獲りたければ適当な名目で割引します)。また、ドレスや引き出物の持込み等、多くの場合持ち込み料が発生しますが、これも契約前の交渉で無料にしてもらうといいでしょう。

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結婚式の値引き交渉は契約後にはできない!

私がいまから改めて式場見学から始めるなら、上記のようにします。(面倒くさがりなので相見積もり等はやらない気がしますが笑)

なぜなら、契約後の値引き交渉は基本NGだからです。

 

私は職種は違いますが法人営業だったので、お客ごとの個別見積もり・個別割引が当たり前の世界でした。無理を聞いてなんぼの世界だったので、高価な買い物である結婚式でもその理屈は通用するだろうと考えていた節があります。

しかし、ウエディング業界のお客は個人客です。個人客に無用な割引を与える必要はないのです。もし契約が獲れなかったとしても次を探せばいいだけ。契約が獲れたのなら、それ以上の割引は不要、というのがベースの考え方です。

 

そこに考えが及ばないままに打ち合わせは回を重ね、最終回の1回前の打ち合わせが終わる頃。暫定見積もりを提示され、跳ね上がった金額を見て少々動揺しました。もちろんオプションを追加していって金額が上がっていたのはわかっていたし、8割方納得はしていたのです。ただ、最後の一押しとなる割引が当然あるものだと期待していました。プランナーさんに冗談めかして「あとは◯◯さん(担当プランナー)特別割引があればOKです」と言うと、「契約後の特別割引はできません」と憮然とした態度で返されました。

結婚式を幸せに遂行するために、プランナーさんやスタッフの機嫌を損ねたくないという思いは、打ち合わせを重ねるごとに増していきます。ですが、どうしても納得いかず、モヤモヤした気持ちを抱えたまま当日を迎えたくなかったので、最終打ち合わせの朝に下記のメールを送りました。

 

----ここから----

◯◯さん(担当プランナー)

お世話になっております。

最終打ち合わせを前にして、言おうか言うまいか悩んでいたのですが。。。

気持ち良く結婚式を迎えるためにもすべて納得ずくで進めたいと思いましてお聞きしたいことを事前にメールさせて頂きます。

ギリギリのタイミングで、クレームまがいの内容をお送りすること、どうかご容赦いただきたく存じます。

--
1,初期見積りには結婚式を上げるうえで充分な内容が含まれていると契約前にご説明いただきました。

料理のメインディッシュについては、アップグレードなしで鶏や鴨ではなく牛肉で提供可能だと聞いた記憶があります。事実、他の品を減らすなどすれば、それも可能なのでしょう。

席次表や席札もなくても結婚式は挙げられるのでしょう。

両親の衣装や着付け、花嫁のお色直し、写真、演出、お花などはあとからオプション的にアップグレードしていったものなので納得しております。

ですが、司会はどうでしょうか。当初説明を受けておらず、当然頭にもなく、スタッフの方がやってくれるものだと考えておりました。そのための「サービス料」なのだと。

司会は外注とするなら、「サービス料」には何が含まれているのでしょうか。お聞きし忘れていたため、スタッフの方々の人件費だと勝手に解釈してますが、だとするならば司会もしていただくことはできないのでしょうか。

2,ブライダルバックに費用がかかるとは知りませんでした。急に見積もりに入ってきたので驚きました。

3,ハナユメ割は最終的にいくら入っているのでしょうか。ハナユメ経由で申し込みしたことで、いくら変わったのか参考までに教えていただけないでしょうか。

4,飲み物を個別にソフトドリンクのみにしたりはできないですよね?

(以下、細かい確認事項を記載していたが割愛する)
--

 

勘違いしないでほしいのですが、決して怒っているわけではありません。

 

畑違いではありますが、私も元営業担当なので
・必要最低限の項目のみで見積りを安くみせたり
・価格の話はギリギリまで伏せておき、先にサービスのメリットを十分に訴求してその気にさせたり
・可能な限り少ない割引で獲得しようとしたり
・お客さんと一緒になってやっていく姿勢を見せることで、価格の話を出しづらくさせたり
というのはわかります。

 

私自身もそれを踏まえた上で、角を立てたくない、◯◯さんやスタッフの皆さんに気持ちよく
結婚式をお祝いしてほしいという思いが強いです。

強いのですが、、、それはそれとして、、、
ここにきてどうしても乗せられてしまった感が拭い切れないのです。。

 

契約時にこれから発生するかもしれないオプションや費用の全体の説明があれば、もう少し納得ずくで進められたと思います。右も左もわからない状況で「これだけあれば大丈夫です!」と背中を押されたことには全容の見えた今になって疑問を感じます。

もちろん、何度も言うように角は立てたくないので、こちらのお支払いする費用の対価として、表面上だけでも結婚式が終わるまでは笑顔で応対していただけることを願います。(彼女には「変なことは言うな」と釘をさされているので。。)

 

その上で、費用面について
・少しでも落ち度があったと感じられるなら誠意をみせてほしいですし
・全く落ち度がないと思われるなら、上記質問に納得いく回答を示してほしいです。

 

私が斜に構えて物事を見ているのは自覚していますが、全ての項目が出揃った上で価格交渉することは自然な流れだと思います。

このようなメールをお送りすること自体、恥ずかしい思いなのですが、言っておかないと後悔しそうだったので、少しでも受け止めて頂ければと存じます。

 

以上、お手数をお掛けしますが宜しくお願いいたします。

----ここまで----

 

オブラートに包んではいるものの、結構きつめの内容だと思ってます。実際、彼女からは厭味ったらしいと怒られましたw

ですが、最終打ち合わせの場に現れたプランナーさんは飄々としていました。普段と全く変わらない様子で淡々と打ち合わせが進んでいきます。

そして、いざ最終見積りの話になっても値引きの話は一切されませんでした。柔らかい口調ではあるものの、必要なものは必要だということをご理解いただきたいという感じの堂々たる態度でした。

 

私が負けを認めざるを得なかったのはこの点です。普通クレームだと思ったら、上司を連れてくるとか、特別に割引するとか、それなりの対応がありそうなものじゃないですか。ですが、この担当さんは一切非がないと言わんばかりの態度で、一つひとつ丁寧に答えてくれたんです。正直、回答内容についてはなんとでも言えると思ってますし、疑問に感じないわけではありません。ただ、これ以上ゴネてもどうにもならなそうだったのと、不信感以上にお世話になったという想いが強かったので。。全くズルいですよね。。

 

敵ながら(笑)畑は違えど同じ営業をやっていたものとして天晴れだと認めざるを得ませんでした。ただ、少しは自分たちのやってることに疑問を持てよ!とは思いましたが。

 

そういえば、プランナーさんがふたつ面白いことを言ってました。

 

私「なぜ、最初からオプション内容を一通り盛り込んだ見積りを出していただけなかったのですか?」

プランナー「お客様の状況に応じた見積りにしており、不要なものを含めるのはお客様の希望にそぐわないと考えるからです。また、不要なものを盛り込んでしまうと、もしキャンセルされた際のキャンセル料の下限値が上がってしまうのです。」

 

(司会とか)不要でないものまで省かれてたから抗議してるんだが・・・っていうのは飲み込みまして。最初から盛々の見積りを提示してしまうと、それがキャンセル料計算のベース金額になってしまうとのことです。例えば、写真とか要らないのに見積りに含まれてたとして、キャンセルするとその料金までキャンセル料に含まれてしまうってことですね。

まぁ注意すべきではありますが、絶対要らないものは初めから省いてもらえばいいわけですし、契約前に内容を詰めておいて契約後はキャンセルしないようにすれば問題ないでしょう。

 

さらに二つ目。興味本位で契約後の割引ができない理由について突っ込んで聞いてみました。契約時の約款にそのような記載はなかったと記憶していたからです。

ところが、契約書の備考欄にスタンプで以下の文言が押されていたのです。

「お値引き後、差額が生じた際は料金を頂戴します
特典を他項目へ充当することはできません」

 

???

これのどこが契約後の割引ができない理由やねん??

 

契約時に受けた説明を思い返すと、「特典(=値引き)は各項目に紐づくものであり、その項目を削ったとしても他の項目へ割引だけ移すことはできませんよー」というものでした。2行目の部分ですね。

1行目の部分は特に説明もなく、「差額が出たらそりゃその分の料金は要るわな」くらいの認識でした。

 

が、よくよく考えると、、、

「お値引き後(=つまり契約時以後)、差額(=ランクアップしたり追加した項目による金額)が生じた際は料金を頂戴します(=差額の料金は全額頂戴します)」

と読めなくもない。

 

超〜〜遠まわしに、契約時以後の割引は出来ませんよ!!と言ってるわけです!

なん・・だと・・・。

 

というわけで長くなりましたがまとめますと。

 

契約後に割引を増やしてほしいとかお願いしても無駄ですし、打ち合わせが進むにつれプランナーさんへの信頼感が増していくのでクレームもしづらくなっていきます。また、キャンセル料もどんどん上がっていき、「キャンセルしますよ!」と逃げることも出来づらくなっていきます。ですので値引き交渉したいのなら、必ず契約前に主導権を握って行っていきたいところです。

結婚式に遠慮は要らない!

結婚式は人生で1,2を争う大きな買い物です。費用をケチっていると思われたくない、聞くこと自体が恥ずかしいと思われるかもしれません。

ですが、その考えこそが式場側の思うツボなのです。いいように進められて悔しくありませんか?(私は悔しかったです笑)

一緒になって良い結婚式にしようと考えてくれているプランナーさん。信頼するのは当たり前ですが、完全に信用してはなりません。相手は一営業なのですから。

信頼して任せる反面、費用に関してはシビアに。特別割引なんて言っておいて、全然大したことないなんてザラですから。お客から費用体系が見えないのをいいことに好き勝手やってます。

 

費用に関して気になることや納得のいかないことがあれば、どんどん突っ込んでいきましょうね!

 

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