ソフトテニスから硬式テニスへ転向!バックハンドとボレーの違い

 

中学でソフトテニス部に所属し、高校からは硬式テニスをしたいと思っている人向けの記事です。

ソフトテニスと硬式テニスのざっくりとした違いを知りたい人は以下の記事を読んでみてください↓↓↓

テニスの軟式と硬式の違い。中学生へのソフトテニスと硬式テニスのおすすめはどちら?

 

ソフトテニスから硬式テニスへ転向する上で、武器になること、大きく変えるべきことをチェックしてみましょう。

 

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軟式と硬式のバックハンドについて詳しく違いを知りたい方はこちらをどうぞ↓↓

テニスのバックハンドの打ち方のコツ!両手・片手・軟式まで網羅の巻!

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ソフトテニスから硬式テニスへの転向は可能?

私は大学からソフトテニスを始め、社会人となったいまではソフトテニスと硬式テニスを両方楽しんでいます。硬式テニスはしっかりとした練習期間なく、社会人サークルでの活動なので技術レベル的にはまだまだですが。

ソフトテニスの技術が活きる場面もあれば、逆に邪魔になる場面もあります。硬式テニスへの転向はもちろん可能ですが、ソフトテニスの技術へのこだわりが仇となる部分もあるでしょう。

もちろん、運動神経や反射神経など、身体能力の高い選手であれば、こだわり抜くことで独自の打ち方で上達するケースもあります。しかし、こだわりは邪魔になることのほうが多いです。

特に中学3年間やった程度だったら、活かすところは活かす、変えるところは変えると割り切ったほうが、その後の伸びしろは大きくなります。変な癖がつく前に、別のスポーツとすっぱり割り切って、硬式独自の技術を身につけてほしいです。

周りにスクールに通っているような人がいれば、その人に倣うのが手っ取り早いと思います。変にソフトテニスの技術で対抗意識を燃やすよりも、初心に戻り一から技術を学びましょう。

 

さて、硬式テニスへの転向において、ソフトテニスの技術をそのまま応用できる部分と、変えていくべき部分をご紹介します。ただし、中学校のレベルや、指導者のレベルによっては、ソフトテニスでも一部硬式テニスの技術を取り入れている場合もあります(逆もまた然り)。以下は一般論として読んでいただければと思います。

ソフトテニスの技術を応用できる部分

フォアハンド

ソフトテニスのフォアハンドはウエスタングリップでの厚い当たりです。硬式テニスではイースタングリップでの薄い当たりから、近年ではウエスタングリップの厚い当たりへと主流が変化してきています。

ソフトテニスで磨いた、柔らかいフォームからラケットをムチのようにしならせヘッドスピードを上げ、フラット面でインパクトし、その後首に巻きつけるようなしっかりとしたフォロースルーは、硬式転向後に大きな武器となります。

硬式は身体を使わなくても当てるだけである程度返球できる上、振りすぎるとバックアウトしやすいので、ソフトテニスのような厚い当たりは初心者だと苦手な人が多いです。また、ボールを打つイメージが、「押す」より、「弾く」イメージであることも手打ちになりがちな一因です。

 

もちろん、初めはソフトテニスと同じように振ると、バックネットに突き刺さるようなホームランになるでしょう。ですが、そこで萎縮して手打ちにならないようにしてください。ソフトテニスのフォームのまま、インパクト後のラケットを鋭く斜め上に振り抜くイメージです。フォロースルーは首に巻きつけるのではなく、顔の前にある窓を車のワイパーで拭くようなイメージになります。ネットの中心も軟式より低くなっているので、ある程度ドライブをかければきちんとコート内に収まります。

ソフトテニスで磨いたスイングスピードと厚い当たりは活かしつつ、より強いドライブとサイドスピンをかけていくことで、強力なフォアハンドを実現できます。

なお、初めて硬式をやる場合、打球感が固くボールを弾く感覚の強さに戸惑うと思います。ですので、ラケットは球持ちが良く柔らかいフレームのもので、かつボールが飛びすぎないものにすると良いでしょう。

フットワーク

ソフトテニスでのフットワークはそのまま応用が効きます。打点が変わるので走る方向やステップの微調整は必要ですし、シングルスメインのため、特に後衛だった人はネットまでのアプローチの動きを覚える必要はありますが、大きくは変わりません。

ソフトテニスの場合、硬式よりも走ればボールに追いつけるケースが多い(ロブで抜かれた時など)ため、よりフットワークが鍛えられていると思います。硬式でも軟式でも、最後は脚の勝負なので存分に活かしてやりましょう。

戦術

ソフトテニスで前衛をやっていた人は特にそうですが、ダブルスでの駆け引きに慣れています。相手の動きを見ること、相手の動きを読むこと、相手の動きに合わせてポジショニングすることに長けています。わざとオープンスペースをつくり、そこに来た素直なボールをごっつぁんボレーすることもあったでしょう。

相手へのプレッシャーのかけ方も心得ていると思います。前衛であればポーチに度々出ることで、後衛の打ちやすい範囲を狭めるでしょうし、後衛であればどこでも打てる態勢をつくり(実際にパッシングショット等を見せておいて)、中ロブで悠々と抜き去るなど。相手が嫌だなーと思うプレーに自然と長けています。

これは硬式の試合になっても、ダブルスはもちろん、シングルスでも活きてくるはずです。

ソフトテニスの技術を捨て、変えていくべき部分

ソフトテニスよりボールが重くて弾むため、ボールの勢いに押されます。また、打点も高くなりがちで、打点を取るのに苦労します。トップ打ちが得意な人でも、ボールに押されて球威は弱まりますし、シングルスコートなので驚異的な武器にはなりにくいです。

また、ソフトテニスに較べて、多彩なスピンが必要となります。そのため、ウエスタングリップのみでは厳しく、「コンチネンタルグリップ」に慣れる必要があります。特に顕著に異なるのはバックハンドとボレーです。軟式のバックハンドとボレーは一度忘れてください。

ソフトテニスと硬式テニスのバックハンドの違い

ソフトテニスのバックハンドは、ウエスタングリップでフォアハンドと同じ面でボールを捉えます。こうすることで、フォアでもバックでも手のひら側でボールを押せます。

対して、硬式テニスのバックハンドはコンチネンタルグリップでラケットの裏面を使ってボールを捉えます。手の甲側でボールを叩くことになります。ただし、これは右手(右利きの人の場合)の片手バックハンドの場合です。両手バックハンドの場合はそこに左手をウエスタングリップで添えます。というより、左手がメインなので、左手でフォアハンドを打つイメージを持つとよいでしょう。

硬式には片手バックハンドと両手バックハンドがありますが、安定感から両手バックハンドを推奨します。そのメリットは高い打点を苦にしないことと、パワーボールに押し負けない懐の深さです。ただ、リーチの短さがデメリットではあります。もし、ソフトテニスでバックハンドのトップ打ちを苦にしないレベルなら、片手バックハンドを磨いてみるのもいいかもしれません。

 

では、なぜ軟式と硬式でバックハンドの打ち方がこれほど違うのでしょうか?

 

1つ目の理由はボールの速さと重さにあります。硬式のボールをソフトテニスのバックで返そうとすると、緩い球なら問題ないですが、スピードボールが来ると途端に差し込まれます。対して軟式の場合、ボールが軽いので両手で打つ必要がありません。逆に両手で打とうとすると、スイングが小さくなってボールが飛びません。最近ではソフトテニスのシュートボールも速くなってきているので、両手バックを使う選手もいるにはいますが、やはりウエスタンでの片手バックが主流なのはそういった理由です。

 

2つ目の理由は打点です。硬式のボールは高い打点になりがちで、ウエスタングリップでその打点を捉えるのは困難です。ですが、ソフトテニスでバックのトップ打ちをやすやすと打てるレベルであれば、チャンスボールと捉えることもできますが、やはり時と場合によります。常に安定したバックハンドを求めるならば、コンチネンタルグリップでの両手バックが必要です。

 

3つ目の理由はボレーとの兼合いです。バックハンドのアプローチショットからネットに詰める場合、足下を狙われるとローボレーする必要があります。その時、コンチネンタルグリップのほうがスムーズにローボレーできます。なので、わざわざウエスタンでバックを打って、グリップチェンジして、コンチネンタルでローボレーとする必要がなくなります。軟式にもローボレーはありますが、やはり体勢が窮屈ですし、ドライブボレー寄りになります。また、ダブルスが基本なので、例え前衛であっても慌ててネットに詰める必要はなく、ローボレーの機会は少なくなります。

 

4つ目の理由はスライスです。ウエスタングリップではスライスショットは打てません。コンチネンタルグリップを基本とし、そこから少し薄くするか厚くするかは人によりますが、概ね両手バックハンドと同様のフォームからスライスショットを放つことができます。シングルスではコート全てをカバーしなければならないため、滞空時間の長いスライスショットで体勢を立て直すことも必要となります。また、速くて重いスライスショットは相手にとって返球しづらい武器でもあります。

 

以上、4つの理由から、ソフトテニスのバックハンドは一旦忘れて、素直に両手バックを練習することをおすすめします。繰り返しますが、左手でフォアハンドを打つイメージです。野球の左打ちともいえます。以下の2つの動画がわかりやすいかと思います。

 

[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=TW0knC-jmHY"] (コンチネンタルグリップは単純に90°回すだけではなくギュッと握ることがわかります)

 

[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=nAMa0a3b-xo"]

(硬式の片手バックハンド→両手バックハンドへの変更ですが参考になります)

 

動画を見ると、縦面でボールを持ち上げていることがわかります。この点はソフトテニスと同様です。ラケットを下から上に振り、縦面でドライブ回転をかけてボールを持ち上げる。縦面?何それ?と思った人は、以下の動画も見てみてください。中学生だとラケット面を寝かせて、横面で振り抜くことも多いかもしれませんが、縦面で打ったほうが安定しやすいです。

 

[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=C6oM7NBlgVg"]
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ソフトテニスと硬式テニスのボレーの違い

ソフトテニスのボレーと硬式テニスのボレーを比較してみます。

[su_table responsive="yes"]
ソフトテニス 硬式テニス
グリップ ウエスタングリップ コンチネンタルグリップ
打点 顔の正面近く、身体より前 顔の横、身体の横かやや前
身体の向き 前向き(野球の捕球姿勢と同じ) 横向き(半身)
ラケット 身体より後ろに引かない 身体より後ろに引かない
踏込み足 身体の正面で打つため左足でも右足でもよい。 右利きの場合、フォアボレーで左足、バックボレーで右足を最後に出す
打ち方 押し出すように打つ 少しスライスがかかるようにラケットを寝かせて打つ(というより身体の少し前で捉えると勝手にスライスがかかる)
立ち位置 ネットにべったりと張り付く ネットからやや距離を取る
[/su_table]

 

では、なぜ軟式と硬式でボレーの打ち方にこれほどの違いがあるのでしょうか。

 

大きな理由はロブへの対応の違いです。軟式の場合、雁行陣ならロブで抜かれても後衛がいるので、攻撃力を高めるために前衛はできるだけ前に詰めます。硬式の場合、ロブで抜かれたボールはバウンドが高く、後衛が取れない場合が多いです。そのため前衛はそれほど前に詰めないことを前提とするのですが、そうすると足元を狙われるようになります。ローボレーは身体が正面を向いてはやりづらいので、自然と半身で構えて打つようになります。

 

サーブ&ボレーに出る場合も同様で、アプローチショットとしてのローボレーを素早く決めるためにも、コンチネンタルグリップが必要となります。

また、硬式のほうが球速が速いため、身体の正面で捉えるようなボレーは難しく、ただ当てただけだとチャンスボールになってしまいます(軟式だとネット際でのストップボレーになるところ)。軟式のように押し出すようなボレーでなくても、少しスライスをかける打ち方でボールはベースライン付近まで飛んでくれる上、滑る球は打ちにくく攻撃力も高くなります。

 

以上の理由から、ソフトテニスのボレーは一旦忘れて、素直にコンチネンタルグリップでのボレーを練習することをおすすめします。

まとめ

軟式でも硬式よりの打ち方、硬式でも軟式よりの打ち方が増えています。ポイントはグリップと打点です。球威、球速、球質によって、芯で捉えることのできるグリップは変わり、攻撃したいのか、守備したいのかによって、打点も変わります。

理に適った打ち方ができるよう、まずはコンチネンタルグリップに慣れていきましょう!

 

(((おまけ)))

↓↓↓ ドライブが落ちる理由、スライスが伸びる理由 ↓↓↓
[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=5wqa5kxh1fY"] (テニプリは好きではないですが笑、最初の1分くらいで理由がわかります)

 

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