テニスのサーブの種類,打ち方のコツ,狙うコースについて。

テニスのサーブ

 

今回はサーブのお話です。

 

以前のサーブに関する記事はこちら↓↓

サーブによる手首の痛みと打ち方の基本

 

軟式でもコンチネンタルグリップでのサーブが主流なので、硬式になっても基本的にはサーブの打ち方は変わらないものです。

ですが、私はいわゆる羽子板サーブ、ウエスタングリップでのフラットサーブしか打てなかったので、サーブも根本から見直す必要がありました。

なかなか慣れないところですが、最近少しコツを掴んだので、その気づきをまとめてみます。

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目次

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テニスのサーブの種類

硬式テニスのサーブといえば、

  • スライスサーブ
  • フラットサーブ
  • スピンサーブ

の3種類が主流です。

 

レベルの高い選手は、スピンサーブを更に攻撃的にしたキックサーブや、意表をつくクイックサーブ等も時折つかいます。

軟式の場合は、スピンサーブはよっぽどでない限りただのチャンスボールになってしまうので、フラットサーブ主体でスライスサーブを混ぜるくらいです。軟式特有なのはアンダーカットサーブ。ファーストサーブで用い、コート内でほぼ跳ねずレシーブが浮いてくることが多いため、かなり攻撃的です。私は打てません(笑)

あとはリバースサーブがあります。これは逆回転のスライスサーブです。右利きの場合、スライスサーブは左へきれるため、デュースコート側ではワイドに打つと外に逃げる軌道となり有効ですが、アドコート側では内巻きの軌道となります。リバースサーブは右へきれるので、アドコート側で特に有効です。ただ、アドコート側でワイドに打つ場合、スピンサーブを使うことが多いので、あまり主流ではありません。

 

というわけで、スライス、フラット、スピンを打ち分けることができれば、かなり上級者に近づけるといっても過言ではありません。コースや緩急を打ち分けることができれば、間違いなく上級者です。

この3つのサーブの打ち方のコツについて見ていきます。

テニスのサーブの打ち方のコツ

打ち方の話に入る前に、重要なこと。

トスです。

 

トスを狙った位置に真っ直ぐ上げられますか?

相手からサーブを見破られないようにほぼ同じフォームで打ち分けるプロはともかく、アマチュアはトスの位置でサーブを使い分けます。

 

トスの上げ方[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=NiYeRqQB0fg"]

肘は折り曲げずに、掌の位置を縦に一直線に上げるイメージです。そして、腕の上がる重みで膝が沈んでいくイメージを持つといいかもしれません。

トスの高さはラケットを振り抜く時の最高打点あたりが良いと聞きますが、まずは自分の一番打ちやすい位置で調整してみましょう。膝や腰のバネを使うになるにつれ、高くなっていくと思います。

 

それでは、各サーブの打ち方についてです。

スライスサーブ

スライスサーブ

 

軽く打ってるのによく曲がる[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=GW7JBzB483Y"]

トスを右斜め前あたりに上げて、身体の回転で押し出すイメージ。ラケット面で切ろうとすると、あらぬ方向へ飛んでいきやすいので、ボールの右側にフラットに当てて押し出すイメージのほうが近いと思います。あとは素人ピッチャーの投法とか。腕の力を抜いて、振りかぶってビュッと斜めに投げるイメージ。

フラットサーブ

フラットサーブ

 

サーブのひねり戻し[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=RqPA5XQ5-OE"]

 

1:45と5:03に注目してください。

1:45のように肩と肘のラインが一直線になるように、そして手首は柔軟に。インパクト時のラケットヘッドは斜めを向きます。この打点で打つには、トスの位置は頭の真上か左側。前方向に上げると上手く打てません。センターにフラットが打てないという人は、トスの位置が間違っている気がします。

そして、5:03のように、フラットサーブでは特にこの上腕のひねり戻しを使います。インパクトした後にスライスサーブのように斜めに振り切るのではなく、上腕のひねり戻しを使って縦に振り下ろすイメージです。そうすることで、進行方向に対してボールが真っ直ぐ飛ぶようになります。

スピンサーブ

スピンサーブ

 

スピンのかかりを良くする[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=LySFRpeNawY"]

スピンサーブはなぜ跳ねるのか?それはボールが山なりの軌道を描き、高い位置から落ちてくるからです。高い位置から落としたボールは必然、高く跳ねます。

で、ボールを打ち上げるにはどうすればいいか?それはトスの位置を頭の後ろにしてラケットを振り上げることで、自然と面が上を向くので勝手に上方向に飛んでいきます。そして下から上に打っているのでドライブ回転がかかり落ちる。身体を大きく反らし、上半身のバネを使うことで、よりドライブ回転がかかります。

 

 

いかがでしょうか。

硬式未熟者の私が見出した、サーブの打ち分けに必要な最低限です。間違ってたらすみません(笑)私もまだ上手く打ち分けできませんが、反復練習あるのみです(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

最後に、トスの位置とラケット軌道のイメージをまとめておきます。

サーブまとめ

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テニスのサーブのコースについて

続いて、サーブのコースについてです。

 

ご存知の通り、コースは「センター、ワイド、ボディ」の3箇所 × 2(デュースコート側、アドコート側)の計6箇所が狙えれば完璧です。ただ、ボディは相手の立ち位置によっても変わる上、若干難しいので、まずはセンターとワイドの計4箇所が狙えるようになればOKでしょう。

 

サーブのコース

 

各サーブによって狙いやすいコースが異なります。例えば、デュースコート側からワイドへスライスサーブは常套手段です。相手を外に追い出せるので、オープンコートをつくることができます。また、アドコート側からセンターへのスライスサーブも、広い右側スペースから左へ切れていく軌道なので入りやすい上、スライスが強ければバウンドして相手から逃げていく軌道となるので取りにくいです。

 

スピンサーブは相手のバック側へ高い打点のボールを放り込むことができます。バックの高い打点は強打しづらく、苦手な人も多いのです。

スライス、スピンで緩急をつけ、時々フラットを使うことで相手は反応しづらくなります。フラットサーブは基本的にどのコースでも狙えますが、センターやボディが特に有効な場合が多いです。

 

速いサーブでエースを狙うより、確実性の高いスライスやスピンを身につけてコースを打ち分けられるほうが相手にとっては嫌です。サーブの球種と打つ箇所によって、返球予測もある程度できるようになります。サーブで優位を奪い、次で決めていけるよう練習しましょう。

 

打ち分けにはスタンスも大きく影響します。相手からみて直ぐに「これはスライスだな」とバレるほど、スタンスを大きく変えるのは避けたほうがいいですが、ある程度は打ちやすいように調整してみましょう。

 

一般的には左の肩やつま先を打ちたい方向へ向けると打ちやすいと言われています。ただ、フォームによって変わる部分なので、相手からみて身体の向きが真正面になってさえいなければ(要するに羽子板サーブのフォームでなければ)まずはOKです。ちなみに私の場合、身体は横向き(右足がベースラインと並行)で左足は右足に対し45°くらいの開きで、打ち分けられるよう練習しています。

サーブとフォアの重要性

スーパーサーブ!

私は軟式でやってた頃からフラットサーブが、多分全てのショットのなかで一番得意でした(ウエスタングリップですが^^;)。

相手のレベルにもよりますが、フラットサーブがセンターやワイドのいいところに決まると、大抵チャンスボールになります。問題はチャンスボールを決めきる技術がないことだったのですが^^;;;

硬式でもサーブとその後のフォアハンド(もしくはボレー)さえ安定してれば、極端な話バックハンドが全く打てなくてもある程度は何とかなる気がします。

サーブゲームさえ落とさなければ負けることはないわけですしね。私も練習してさらに強化していきたいところです。

 

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